嵐 JaponismShow 20160810

 ARASHI Japonism Show in ARENA20160810に参戦してきました。

3月末の当落から約4ヶ月。

長かった、そして楽しい時間は一瞬の閃光のように過ぎて行きました。

 

ただいま、ではじまりデビュー曲 ARASHI へとつづいていくセトリ。

5人がメインステージに現れて、バックにはただいまの歌詞が映しだされる。

うん、感慨深いものがある。

 

「おかえり」

 

歌詞にもあるが、そう言いたくなる。

帰ってきてくれてありがとう、と。

嵐を好きになって約7年。私はアリーナで嵐を見るのははじめてである。

 

こんな間近で見れるのははじめてでドキドキ。私が見てきたアリーナは、まだあどけなさを残した少年たちが一生懸命踊って歌っているTVの中でしか見たことがない。

 

もう、ドームやスタジアムでしかライブを経験したことのない私は想像すらしなかった。

 

アリーナで嵐を見ることなど。

 

はじめてツアーに参戦したのが2010年の「君と僕のみている風景」マイガールで相葉くんにものの見事に転げ落ちた自分は、でも今更こんな歳でジャニーズのアイドルにハマるなんてありえない、と随分尻込みをしていました。すでに嵐はファンクラブに入ってさえチケットを入手することは困難と言われていた時代。会社の後輩に背中を押されしぶしぶ入会。←今では大感謝。

そして、気持ちを抑えられずはじめたブログで共通の友人を得、はじめて参戦。

この時の感動は忘れられない。

奇跡的にも東京3Daysに参戦できた私は毎日、うすくなった脳みそのシワに最大限彼らのパフォーマンスを、言葉を、行動を灼きつけ、それをブログにのこす作業をした記憶がある。

 

毎晩、ホテルで相方と嵐について、嵐を通じて知り合えた自分たちについて話した。そして、いつか自分たちがおばあちゃんになった頃、また嵐がアリーナクラスでライブをやってくれたらいいね、と話した。

 

それは、今の人気で嵐がアリーナクラスのライブを、ツアーをやることなど想像できなかったから。いつか、この人気に翳りが見えたとき、そのときアリーナに戻ってきてくれたら自分たちはきっと行こうと、話していたと思う。

 

それは、嵐の人気が衰えることを願っていたとかではなく、栄枯盛衰。どんなものにもいつからピークがくると考えていたから。

 

それが、こんな形で実現することになるとは!

 

これは、喜ばしきことなのか⁉︎

 

無事に当選を果たした私にとってはもちろん喜ばしいことだろう。たくさんいる私の友人たちは、落選祭りだ。

何を贅沢なことを言っているのか。

 

前半戦が終わり、MCに入ったとき、潤くんに言われた。

 

みんな12時にここにいた⁉︎

 

と。

 

翔くんが、

 

俺たちは一度も要求したことないんだよ?みんなが自発発生的にね?あーらーし!あーらーし!った言ってくれてたからさ!

 

と。それから流れはみんなが遠くから来たもんね、何時に起きたの?って話になったので、嵐コールがなかったことに大きくは触れなかったのだけれど。

 

何かがやはり違うんだな、と感じた。

 

私たちの嵐コールがなかったことももちろん、5人の恒例の挨拶もなく、(それはきっとこれはコンサートではなくShowだからだと思われるが)ラッキーマンの振りを踊る人も少なく、Everybody前進も反応がうすい印象。

 

もちろん新規だからダメということではない。好きになるのにいつからとか関係ないと思う。私も新規新規と言われて悔しい時代もあった。がしかし違和感があることは否めない。 

 

ドームの最後列で、国立の風に吹かれて感じたあの高揚感みたいなものがこんなに間近に嵐がいるのに、違う。

 

なんか大人しくなってしまう、しまった自分がいる。何故なのか、終わって2日がたった今時点で自分なりに考えるに、私にとってアリーナクラスの嵐は勿体なすぎる、ということ。

 

潤くんが、毎年、今から4万5000人幸せにしてやるぜ!というように幸せなにしてもらっていた。充分だった。どんなに遠くても小さくても幸せで楽しい時間を共有できた。

 

これは近すぎてこわすぎるという初恋みたいな現象なのか。

 

自分でもよくわからない。

 

次にドームで、彼らに会ったらわかるのか。そもそも会えるのかわからないが、久しぶりにこの感情を記録しておきたいと思ったのでとりあえず綴ってみた。

 

また何か感じたら書きたいと思う。